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毎日暑いですね [日記的]

あまりにも暑くて部屋にいてもつらいですが、なんとか病気にならず生きてます。
ずっと本を出せていなくて、出版不況といわれて久しいご時世では、もはや私のような書き手の本を出してやろうという奇特な出版社はないかもしれません。
が、いまはネットという便利な媒体もありますので、何か書いたらどこかにあげて、読んでくださる方がいらっしゃるなら、お届けしたいと思っています。
ウソエと旅する男 というタイトルとあらすじを考えました。
自分がこういうの好きというだけのお話です。
いつになるかわかりませんが、よかったら読みに来てください。

では、またいつか……

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発見 [日記的]

先日、拙作「嘘シリーズ」などを担当してくださったHさんと、ビーズログ文庫の「悪魔姫」を担当してくださったMさんと、私の3人で同席するという、いまみんな角川だから出来るよね状態の時間がありまして
そこで私が「いまの私にライトノベルが書けるかどうか…」みたいに言ったらHさんに
「何を言ってるんですかライトノベルなんか一度も書いたことないでしょう」って言われた
するとMさんも爆笑して「そういえばそうだった!」と同意して、つまり私が書いていたものは(ライトノベルのレーベルから出てたけど)ライトノベルではなかったことを知りました(笑)

(むろん、Hさんは、ライトノベルはライトノベルとして価値のある、すてきなものだという前提で、あなたのは違うと思うよというニュアンスでおっしゃっています)
  
ライトノベルの定義は難しいというか、あなたがそうだと思うものがライトノベルです、でいいんでしたっけ?ですけれども、ずっとお世話になっている担当さんお二人からこう言われたのでは否定できない
次に私の書いたお話をお届けできる機会があったとしても、やっぱりそれはライトノベルではないでしょう
といって文芸というのもハマる気がしませんので、なんか妙てけれんなあれ、みたいな感じでよろしくお願いいたしますm(_ _)m

あとHさんに「会うとおしゃべりなのにどうしてブログ更新しないの」とも言われた
「余計なこと書くとつまらないやつだって貴重な読者さんにバレるの怖くって」と言ったら
「なーにが」みたいに笑われて終わったので、今後はこのときのHさんのような適当な笑いをお届けできるようにどうでもいいことでも書いていきたいと思います。

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仲間をおくりました [日記的]

先日、私にとって非常に長い付き合いの友人であり、たいせつな仲間だった
Y君が亡くなりました。
彼とは演劇をつうじて知り合い、少女童話の作品にも何度も出演していただきました。
劇団の休止以降も折に触れ連絡をとりあい、食事したりみんなで遊んだりしていました。
人あたりがよくて、いつも素直で、お酒が入ると話し相手の人を熱く褒めまくり、自分がいかにその人をすばらしいと思っているか、すごいと思っているかをしつこく語る人でした。
しつこいので「もう鬱陶しい」と言われても、「いや俺はね」とまた語り、パンクイズノットデッドとか、ワケのわからないポエムつきのメールを送ってきて、途中で読むのをやめられても、構わずに長文のメールを送ってくる人でした。
あれしまった、彼のいいところを書こうとしていたのに好きに言ってしまった(笑)
そんなふうに、みんなに好きに言われても、決して怒ったりすねたりせず、みんなに慕われている反応だと解釈して(まあ間違いじゃないんですが)、ふふ~んと困りながら笑っている人でした。
演劇をやる人は、素ではそんなにコミュニケーションが上手くない、人みしりするタイプの人も多いと思うんですけれど、彼は、初めての稽古場で緊張している人にも親しく話しかけ、打ち解けるのが得意でした。
役者としては、正直、決して器用な人ではなかったです。
滑舌がいい、動きがキレる、感情表現がわかりやすい、といった技術は、高いとはいえませんでした。キッチリとした役作りをして、努力を見せるタイプでもなかった。
もっとできる人が稽古場に来ると「あの人大丈夫なんですか」と、こっそり私に言ってきたりもしました。
でも、本番が終わると、どうして私が彼をいい役で舞台にあげるかわかってくれた。
彼は、いつも手ブラで、ばかみたいに本気で、作品世界の本当だけを見て演技していたから。
自分を信じるっていう、一番大切だとわかっていながらみんながなかなか出来ないことを、率先してやってみせることで、みんなに自分を信じさせてた。
中身ないのに、だからこそ、純粋な、フィクションだけでゆるされるカッコよさみたいのを、魂だけで表現してた。
私はそういう保存できないカッコよさこそ演劇なんだといまも思ってます。
一般ウケして俳優として売れるとか、現実的に客観的には厳しいと思っていましたが(というか私のお芝居自体が一般ウケは無理だった、私の小説と同じです)、私は、いつも彼のファンでした。

 Y君は、私の創作世界にも、たくさんのイメージをくれました。
このブログを読んでくださるのは、お芝居よりも私の小説から私を知ってくださった方が多いと思います。
私の小説の登場人物は、ちょくちょく、少女童話のお芝居の登場人物と同じ名前を名乗っています。
「BAROQUE▲SYNDROME」のタスクや「ネペンテス」の祐胡は、少女童話でY君が演じた人物と同じ名前です。
祐胡の中身は彼と全然違うけど、タスクの、異形を殺戮しながら妙に明るいところは彼をイメージしてたかも。
「ゼロヨン」に出てくる明智君の、お人好しでちょっと残念なところ、自分に夢を見がちなところ(笑)も、Y君のイメージをお借りしました。
Y君も私も大人になって、いまの彼から当時と同じイメージをもらうことはできないけれど、大人の役で登場してもらおう、させてやろう(上目線)と思っていたのに、さみしいです。

 保存できない、嘘のなかだけのカッコよさ、嘘のなかだけの本当みたいな謎の世界を、小説でも目指して書いていた、書いていきたいと思っています。
私の本を手にして読んでくださる方の胸に、あの不思議な幸福をお届けできたら、私としては幸せだなと。
Y君もそれを受け取って、舞台で表現してくれていました。
それはY君だけでなく、お芝居に出てくれた、スタッフとして支えてくれたみんなが、力になってくれていました。
同じフィクションを共有し、表現するために共闘した仲間は、一生の、特別な仲間です。
これは演劇に限らないと思う
同じ夢を実現するために、一緒に悩んで、苦労して、いいところだけじゃなく、駄目なところもお互い見せざるを得なくなりながら、ムカつきながら頑張った仲間とは、きっと一生のつながりができる。
長い付き合いだったのに、生前一度も、彼のご家族とお話しする機会はありませんでした。
今回初めてお話しさせてただいて、みなさんあたたかい方で、彼の人のよさにとても納得がいきました。
ご家族の方が、Yのことを忘れないであげてくださいと仰り、私は、絶対に一生忘れませんと言いました。
忘れないのでここにこうして書いておきます。
月並みだけど、仲間を亡くしてみるとわかる。
お芝居は私の青春で、彼は、私の青春に欠かせない一人だったんだなーと。
めずらしく熱く長いブログでしたね、読んでくださった方ありがとう。ていうかブログ書くこと自体が久しぶりだった(汗)
このブログや、私の小説を読んでくださる方と、これからも、謎の夢を共有できたら嬉しいです。
そして、ブログを読んでくださるみなさん一人一人の心にも、ためらいなく、仲間といえる誰かがいることを、あらわれることを、願っています。


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再読 [日記的]

先日部屋を片付けていたら古い漫画にまぎれてなぜか1冊だけ「君の嘘、伝説の君」が出てきたので、久しぶりに読み返してみました。
いまだったらこうは書かないなとか、もっとこうすればよかったみたいな反省は、読み返すたびにあるんですけど、それよりも、ああ本当に自分の好きな、書きたいことばかり書いているなあという感慨があって、自作なのに結構感動しちゃった(笑)
主人公の操とヒロインの智奈が二人で海へ行くエピソードは自分でも気に入っています。
せっかくの外出なのに曇りで、やがて雨が降り、雨宿りしながら海辺の店でイカ焼きを食べ、岩場に秘密のあかしを残して、雨あがりの夕暮れの景色を見る。
二人の小さな旅の途中を表紙のイラストにしていただけたのも嬉しかったな[ぴかぴか(新しい)]
操のお姉さんの名前が「香織」なのは、少し前に「kanon」のノベライズを書かせていただいた影響でした。
「kanon」の香織と全然違うキャラなのに、姉といえば香織だろうみたいな単純な思い込みでネーミングした(笑)
あとがきに、このお話は最初は違うタイトルだったと書いていましたが
そういえば「君の嘘、伝説の君」というタイトルは、かなりギリギリにつけたのでした。
夜のコンビニで買い物をしてたら当時の担当さんから電話がかかってきて、じつはいま編集会議をしているんですがこのタイトルもうちょっと考えられないかという話になりまして、と突然ふられ、どうしましょうか~と何度かやりとりしたのちに決まったという…ファ●リーマートの店内で生まれたタイトルでした(笑)
そんな思い出や裏話なども脳内を巡って楽しみましたが、しかしその、萌え要素みたいのは全然なくて、笑えるでもなく戦うでもなく、青春なんだかプチホラーなんだか謎解きなんだかノスタルジーなんだか全然言いようがない不思議ちゃん話で、いま思うとよくこんな妙てけれんなお話を本にして出してくれたなーMFさん、と…
ありがたいです!
そして、この妙てけれんなお話を手にして読んでくださった皆様には本当に感謝しています。
初版の当時、操や智奈と同年代だった方も、いまはすっかり大人になっているのでしょうね。
私の本を読んでくださる方は年齢層高めと当時から言われていたから(汗 あるいはいまは、操くらいのお子さんがいらっしゃる方もいるのかもしれません。
そうして時は流れても、本のなかにはあの日の世界が存在していて、古い団地も秘密の場所もどこかでそっと待っている。
不思議だなあ……
現実の、モデルになった町はお話に出てくる町と少し違うけど、またこっそりロケハンに行ってこよう。

「君の嘘、伝説の君」は、電子書籍でも配信しています。
お話の操は自分の携帯電話も持っていませんでしたが、いまでは端末で読書もできるんですね。
ただいま夏のフェア開催中でお得価格で読めるようです。
よろしくお願いいたします~

君の嘘、伝説の君<君の嘘、伝説の君> (MF文庫J)

君の嘘、伝説の君<君の嘘、伝説の君> (MF文庫J)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
  • 発売日: 2012/09/01
  • メディア: Kindle版

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好きな場所 [雑感的]

今年も東京競馬場で毎週G1レースが開催される時期になりましたね。
ずーっと前にブログに一度書いています
いまも競馬場大好き、競馬も好き。
直接行ったことがあるのは東京競馬場だけなんですが…
季節なので東京競馬場のどこか好きかをちょっと書いてみたいと思います。

・東府中から電車で行く
だから?みたいなとこからですみません[たらーっ(汗)]
ここに限らないけど、競馬場とか遊園地へ行くために分かれてる支線が好きなんです。
日常駅→非日常駅まで、途中駅がなくごく短いのに独立していて、そこだけ行き来するのが健気でノスタルジックじゃないですか
同じ京王だと「多摩動物公園」へ行くための動物園線
西武は「豊島園」へ行くための豊島園線
東急だと「こどもの国」線がそうなのかな? 
一度も乗らないまま廃止されちゃったけど、向丘遊園のモノレールに乗ってみたかった…

・フードコートで立ち食いする
みんな競馬新聞やモニターでレースを気にしながら食べてるからあまりお行儀がよくない
メニューも競馬場仕様のテキトーセットただし「カツ」にかこつけたメニューはある(笑)
誰も他人のこと気にしてない、いくさのための腹ごしらえだからよく言えばおおらか。
なのでモスチーズバーガーのオニオンソースがぶちゃあって溢れても恥ずかしくない かな?
あれが無い普通のチーズバーガーを食べたいんだけどここのモスにはないんですよね…

・バラが咲いてる
こんな庶民的な場所なのに本場イギリスの競馬場みたいにバラ園があって、5月のシーズンはきれいに咲いてます。
フェアとか生意気にやったりして
近くの神代植物園の薔薇はこの時期主役だから、みんな誇らしげにキラキラ咲いてるけど競馬場のバラはなんとなく謙虚
薔薇じゃなくバラ
そこがかわいい。

・みんなの勝手予想を聞く
東京競馬場じゃなくてもあるあるですね。
主に若い男性が、彼女に説明したり友達同士で自説を熱弁するややハイトーンな語り
「俺は△△だと思ってんだよ○○で○○だから○○だろ? ××では××だから違うかなあってけど前走ではうんぬんかんぬん」
たぶん連れの彼女は足疲れたなくらいしか思ってないし友達も絶対参考にしてない(笑)
でも語る彼の浮かれた気分を味わうのが好き、レース後にさらにハイトーンで「ああああ~そっち来たかあー」とか残念がるのもごめんねおもしろい
足疲れた彼女は彼に教わった複勝でちょっとだけ取り戻してたり。

・馬に萌える
言うまでもない競馬場の主役!
パドックで見る馬はテレビで見るよりずっと大きく、馬の個性がよくわかります。
静かに闘志をみなぎらせてるなとか、微妙にあがってるなとか、馬の気分もなんとなく伝わる
だからって予想当たるとは限らないけど、どの馬を買うかはやっぱりパドックの出会いで決める。

・夢のあと
去年の秋のジャパンカップで、久しぶりに東京競馬場へ行ったら、レース後のアフターイベントとして、小室哲哉さんのミニコンサートが開催されていてびっくりしました。
小室哲哉さんですよ!? 私の世代から少し下の世代の方にとってはカリスマで、いつもすっごくでっかいホールを満員にして輝いてた方じゃないですか。いまはなき東京ベイNKホールとか、私のなかでは小室ファミリーのホームグラウンドのイメージでした
その方のライヴを、競馬終わったあとのパドックで、周囲の石段に腰かけて無料で見られるってよくわからない
小室さんはキーボードを演奏して、ギターとボーカルはサポートの方がつとめていて、観客のほとんどは私のように小室さん目的でここにいる人達ではないと承知で、そんな私たちでも知ってるヒットナンバーを5曲くらい演奏してくれました。
秋の夕暮れから宵の口、競馬負けちゃったなあ、でも少しは取り戻したかな、みたいな甘さみしい気分の中で聞く「DEPARTURES」は妙に心に染みるのでした…
でも最後に「GETWILD」が流れると、すがすがしくイベントの終わりを迎え、傷ついた夢を取り戻して、ふたたび競馬場線で日常の路線へ戻れるという
これはこの日だけの、私にとってはサプライズなイベントでしたが、終わったあとの、さみしいけれどもさみしくない、独特の空気も好きなんですよね。
たくさん勝った人はとっとと換金して町へ繰り出すけど、そうでもなかった、勝てなかった人のほうが未練ぽく残っている空気
京都や阪神の最後のレースや、今日のレースのプレイバックを見ながら少しずつ気持ちを取り戻して帰る
日常と少し違うけど、非日常な演出はされていない、見えているものはむしろとっても現実的でキレイな体裁は整ってない
なのにみんな夢やドラマを見に来てるのが気持ちいいです。
これからいよいよ5週連続G1レース、一度くらい観戦に行きたいな……
ファンファーレで手拍子するの大好き。

↓競馬場で一度だけ遊んだ、好きだった男の子がいまもいたお話

日曜日のアイスが溶けるまで (小学館文庫)

日曜日のアイスが溶けるまで (小学館文庫)

  • 作者: 清水 マリコ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/07/06
  • メディア: 文庫

↓この本も好きです

競馬への望郷 (角川文庫)

競馬への望郷 (角川文庫)

  • 作者: 寺山 修司
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1992/03
  • メディア: 文庫




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嘘つきはなかなか本当のことが言えない [日記的]

小説という嘘の世界のほうがずっと自由に本当のことがいえる気がする
嘘つきというか、カッコつけなのかな
以前にとある編集さんから「小説家というのは、読者にとって神でなければならないんですよ」と言われたことがあって、むりと即座に思ったのですが、むりやりながらに神っぽいように見せなくてはと、いまもどこかで意識してるのかも
このていたらくでどこが神なのか…せめて、黙っていることで、少しはマシに見せたいのかもしれないですね
黙っているひまがあるなら書け、そのとおりです

少し前、嘘シリーズのモデルになった町へ一人で行ってきました
作者みずからいまさらながらの聖地巡礼(笑)
橋の上から夕陽を眺めて、堤防を眺めて、川沿いに立つ家々や、少し向こうを走る電車の光を見て感じて、この景色をずっと見ていたいなと思ってるうち、自分は何を書きたかったのか、だんだん思い出してきました
いまという時代で、お金がもらえる本になるほど、私の書くものを読んでくれる人がいるかは正直すごくわからないんですが(笑)
なんて書いてみたけどそもそも「いまという時代」がなんなのか、いまも昔もさっぱりわからないんですが
わからないまま書きたいことを少しずつ書こうと思います
どこからも本にしてもらえなかったら、webにあげれば誰かに読んでもらうことはできるでしょう
少し本当のことを書いてみました
嘘つきの本当ってちっともおもしろくないな、でもおもしろくないことも書いてしまうのも勇気と思っておくことにします


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ありがとうございます [日記的]

前回、4年ぶりにブログを更新したら、思いがけずコメントをいただいて、とても嬉しかったです。
それ以前にも、ゲストブックのほうにもメッセージをいただき、こちらも本当に有り難く、みなさんのお言葉のひとつひとつに頭のさがる思いでした。編集部をつうじていただいたお手紙も大切に保管しています。
ということで、お礼をかねて、改めてブログを書くことにしました。
「生きてます」がいつまでも最新タイトルではあんまりですよね、広告も出ちゃうし(笑)

ずっと沈黙していましたが、とくべつ、自分が病気をしたとか、なんというか作家らしく?心を病んでいたということはありません。私事で忙しくしながらも、アニメや映画やドラマや舞台も変わらず楽しんで暮らしてました。
ただ、なかなかお仕事が進められないので、ここでブログを更新してると「ブログ書いてる暇があるなら原稿をやれ」と思われてしまいそうで、それもそのとおりだから書けないな、と……[雨]
じゃあいまこうしてブログを書けるくらいにお仕事が復調してるかといえば残念ながらそうとも言い切れないのですが、あんまり登場しないでいると、自分自身、自分が清水マリコであることを忘れてしまいそうで、それも嫌なので戻ってきました。
と、こう書いて、筆名ってそういうものなんだと書きながら気づいた(笑)
清水マリコという名前を名乗り、そう呼ばれ、その名で発表するための作品を書いていないと、自分のなかの筆名の濃度が下がってしまう
あくまで書き手の私のなかで、ということです。
やっぱりちゃんと自覚的に、自分は何を書いてきたのか、書いていきたいのかを意識して、その自分として書いていないとだめですね。
それに気づけたのも、こんな半分廃墟になったかのようなブログを訪れてくださった方、コメントを残してくださった方々のおかげです。
ありがとうございます。
編集さんと時々面接(面接なのか…)するのも大切でしたが、それだけでは感じ取れないことってあるな
原稿やれと陰で言われるのに怯えつつ、また合間に出てこようと思います。
   
それはそれとして「半分廃墟になったかのような」微妙な少女趣味のブログという体裁自体は嫌いじゃないので、劇団のほうも含めてサイトのリニューアル等はしません
ていうかリニューアルの仕方もよくわからない(笑)
自分が見る側にまわったときも、やたら動いて音の出るサイトは圧迫感あって疲れるから、古びた中で落ち着いてます。
   
とかいって、ツイッターやったほうがいいのかなと思った時期もありました[たらーっ(汗)]
が「ツイッターはバカ発見器」と友達が言ったので、そうなのかじゃあ私バカとして発見されそうだからやめるということで今に至る
あと、ああいうのをやると、自分が同業の方と繋がりがない、ぼっち物書きなのがバレバレになるのでやれないです(笑)
私はぼっちでも困らないけど、私の本を読んでくださる貴重な方々に「やっぱこの人ぼっちなんだ…ぼっちっぽいもの書いてるしな…」ってしんみりされるとせつないから
と書いて、次にこのブログを書くときには「ぼっちが素敵」みたいなタイトルにしようかなとちょっと思いました
それではまた!

生きてます [日記的]

前回の更新から4年も過ぎて、この間に新しい本も出ていたのに、なんの告知もないまま突然出てきてすみません…読んでくださる方がまだいらしたら嬉しいです。
ブログの書き方から忘れてしまっていま入力しにくいです(笑)
いろいろあって…といってもたいしたことはないんですが、なかなか新作をご案内できずにおりますが、書くことはやめていません。
もし、また、どこかで見かけたら、今更かと呆れつつ?気づいていただけたら嬉しいです。


kanon~彼女たちの見解~ [仕事]

お久しぶりです。(もう謝るのもあきらめるレベル…)
3月31日に、VA文庫より、「kanon~彼女たちの見解~」が発売されました[ぴかぴか(新しい)]
sayuri.jpg

嬉しいけれど、最初に告知されてからどれくらいの時間が過ぎてしまったのかを考えると、みなさまに申し訳ない気持ちも多々あるのが正直な気持ちです……すみません[もうやだ~(悲しい顔)]

原作・Keyの麻枝准様から帯に言葉をいただきました。
「あの冬の日は色褪せず、まだここに在る」
いまこのときにこの言葉に触れると、せつないくらい胸に染みます。

とても悲しいつらいことがあったとき、それでも前を向いていかなければならないとき、私は、あなたの背を押したり、手をひくことは出来ないかもしれない。
でも、あなたがいつか帰りたくなったらいつでも帰ってこられるよう、あの大切な場所を守っています。

[ぴかぴか(新しい)]VA文庫様の特設ページはこちらから!

Kanon ~彼女たちの見解~ (VA文庫 8)

Kanon ~彼女たちの見解~ (VA文庫 8)

  • 作者: 清水マリコ
  • 出版社/メーカー: パラダイム
  • 発売日: 2011/03/31
  • メディア: 文庫

 


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クリムゾン・エンパイア 運命の王子様 [仕事]

ぜんぜん予告していませんでしたがじつはこつこつ書いていました…
乙女ゲーム「クリムゾン・エンパイア」をノベライズさせていただきました。
講談社ホワイトハートより、今月の新刊で発売中です。
『クリムゾン・エンパイア」カバー縮小.JPG
きれいな王子様と悪っぽい王子様、でも心は見た目と反対かも?
みたいな兄弟二人の間で彼らを守りつつ戦うメイドさん&ラヴなお話です。
人気ブランド・クインロゼ様の作品ということでちょっと緊張しましたが
(kanonでもメモオフでも緊張したけど)
書いていくうちに楽しくなりました。
清水のオリジナル小説とも男性向けゲームのノベライズとも違う雰囲気ですが、
よろしければ手にしてみてくださいね。
ホワイトハート公式サイトはこちらです。

そして
前々から告知されているkanonの6冊めがまだ出て無くてごめんなさい!!
こちらもどうかお忘れなく、よろしくお願いいたします[たらーっ(汗)]


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