赤いくつと悪魔姫 [仕事]
発売されました
帯も裏側もキラキラ薔薇薔薇ピンクです。
中に入ってる占いつきのカードは
同じ絵ですがちょっとシックなピンクです。
印刷するとき蛍光ピンクを入れるか普通にマゼンダを使うかで
こういう違いが出るのかなーと思いますが
2バージョン楽しめるみたいで嬉しいです。
帯には邪恋なゴシックミステリー開演と書かれ
ドレス少女と翼のある青年のイラストですが
毎度のごとくロケハンして書いてます。
ロケハンゴシック。なんだそれ。
MFのギャルゴ比嘉くんはここ見てるかなー
前に観光案内??した
某所周辺を舞台にしたので読んでね!
あ、あとエンターブレインさんで
ゲームグラフィックのお仕事してるN君、
新刊はエンブレさんの受付ロビーの横に
展示してもらってると思うのでよかったら見てね。
占いつきカードにはその月の星座占いが載ってます。
9月は乙女座
私がシナリオ担当したユアメモリーズオフの俊一も乙女座です。
ガンダム00のセンチメンタリズムグラハムも乙女座
サイボーグ004、アルベルトハインリヒも乙女座。
うちの弟も乙女座ってそれはどうでもいいか。
「乙女座の彼と仲良くなるには?」という
カードのアドバイスによると
まじめで理想も高い人なので、だらしない面やいい加減な
行動を見せてしまうと逆効果。何かに一生懸命取り組んでいる
ところを見せると、とても好意を持ってもらえます。
だそうです。おお、俊一に当てはめるとぴったりだ!
なんて言いつつキャラソンCD紹介……と思ったけど
俊一は前にどこかで貼ったからくーたにしちゃう。脈絡ない
ユア・メモリーズオフ~Girl’s Style キャラクタードラソンシリーズvol.2 くーた
- アーティスト: くーた(小西克幸)
- 出版社/メーカー: 5pb.Records
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: CD
えっ! いま上のリンク入れるのにユアでアマゾン検索したら
ユア・メモリーズオフ~Girl’s Style~ドラマCD「Road of the Your」完全盤
って。そうだったの?
いえ出ることはさすがに知ってましたが
もう告知されてるなんてちっともでした。
じゃあきっとジャケットはあの絵だな~早く見たいです。
キャラソンCDには未収録の場面もありますのでよろしくです。
一瞬動揺したけど話を戻して
読書好きの方なら誰しもそうだと思いますが、私も
古い本や物語や図書館や図書室の空気が好きなので
作中にしばしば登場します。
今回の「赤いくつと悪魔姫」にも絡んでます。
そういえば……
以後、べつにドラマチックでもなんでもない図書館ネタ。
「赤いくつ~」は関係ない自分話なので
興味ある方だけ読んでください。
以前、ゲストブックにメッセージいただいた読者さんから
私の本を図書館にリクエストしてくださったとうかがい、
私もまねして自著を地元の図書館へ送りつけようと
問い合わせをしてみたんですね。
そこで新しい読者さんと出会えるかもしれないし!
そしたら
「お持ちいただいた本はいったんお預かりして
蔵書とさせていただくかどうか検討の上、お返事します」
とかなんかドキドキの答えが。
それはなにかい
「これは私が書いた本です!」と持っていっても
「プッいらねーこんな本持ち帰ってちょんまげ
なんだったらこっちで捨てとくし」
ってオチもあり得るってことですかい。
うひーそれじゃあとりあえず健全なふりをして
パとかフで始まる出版社さんの本は控えておくか★
(いえそれはやはり考えていませんでした)
ということで、MF文庫Jの嘘シリーズと
「日曜日のアイスクリームが溶けるまで」を持って行きました。
つっかえされたら超恥ずかしいと思って数日待つと
「寄贈ありがとうございました。蔵書とさせていただきます」と
連絡が。とりあえずほっとしたのですが
「文庫本のほうは一般貸し出しとさせていただき、
書籍(アイス君ですな)は資料として禁貸し出し、
郷土作家のコーナーに置かせていただくことにします」
郷土作家……
なんかすっごいイメージずれてると思いましたが
やめろと言うのもおかしいのでハイと答えておきました。
照れくさいのでその後図書館へ行くことがあっても
郷土作家のコーナーは見ていません(笑)
さらに先日図書館からなんかお手紙が来て
しまった延滞の催促か? だってまだ資料つかってるーと
おぶおぶしながら開封したら
「このたび市内在住・出身・ゆかりの方の著作を紹介する
目録を作ることになりましたので掲載にご協力ください」だって。
なんか偉そうで恥ずかしいけど延滞してるし逆らえないから
載せてもらうことにしたんです。が
掲載内容を書くシートの記入例を見ると著作名等の例として
「世界の公園」とか「鮎の泳ぐ季節」みたいな
郷土作家らしいタイトルが並んでて
ここに「侵略する少女と嘘の庭」だの「赤いくつと悪魔姫」だの
書いていいのかと不安になった。
さらに図書以外の作品も記入する欄があったりして
そこは「ユア・メモリーズオフ~Girl's Style~」シナリオ
って書くんだよね!
記入例は「○○小学校校歌 作詞」とかなのに。
どうなるんだ目録から浮きそうです。
これが中野とか世田谷、練馬や武蔵野市あたりだったら
もっとアレなタイトルが並ぶ作家さんもズラズラいるんだろうけどー
ていうかこんな目録に載るのがそもそも場違いじゃ?
なのにやっぱり場違い感を楽しむために
目録照会シートを送ってしまった私。
出来あがったら送ってくれるそうなので
どんな感じになるか楽しみです。
いまは私も欲しい本はだいたいネットで買いますし
図書館の蔵書検索もネットでできますが、
やっぱりあの、本棚のあいだを歩きながら
ふと目についたタイトルを手にする楽しさは特別ですよね。
自分の本が棚の片隅で誰かと出会うかもしれないと思うと
秘密の待ち伏せっぽくて嬉しいです。
ようしこれからも寄贈してやれ
また蔵書にしてもらえるようにお仕事がんばります。
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